コアラ先生

発達障害は、一見すると本当に病気なのかどうか分からないことがあります。

そのくらい症状が軽いものもあれば、明らかに発達障害の症状と判断できるものまで様々です。さらに、発達障害は不眠との関連もある疾患です。

今回は、不眠と発達障害について紹介します。

発達障害とはどんな病気?

現在の医療において、発達障害とは「脳の発達が先天的に行っているために起こる障害」として認識されています。

発達障害の症状は、幼児期のように小さなうちから表出することが報告されています。

その具体例としては、他人とのコミュニケーションに不便を感じていたリ、また自分の好きなことには時間を気にせず集中したりといったことが挙げられます。

発達障害が遺伝子レベルでの障害という事が分かる以前には、親の愛情不足によって起こるものではないか、という意見もありました。

確かに、親の愛情不足によって引き起こされる子供の態度と似ているところはありますが、研究機関での報告によってこれは否定されています。

発達障害の種類

発達障害には、状態によって以下のように区別されています。

・自閉症スペクトラム障害
・注意欠如、多動性障害(ADHD)
・学習障害(LD)

自閉症スペクトラム障害

自閉症スペクトラム障害とは、広汎性発達障害(PDD)とほぼ同じ障害を指しています。1つのことに対し集中力を発揮するアスペルガー症候群や感情を自身の言葉で表出できない自閉症などが含まれています。

この疾患の特徴として、他人とのコミュニケーションに対し困難を感じたリ、自分自身が興味を持ったものへの極度なこだわりなどがあります。

注意欠如、多動性障害(ADHD)

注意欠如、多動性障害(ADHD)は、小学校の低学年くらいまでに現れることが多い疾患です。

症状としては、授業中でも自分の椅子に座っていることが出来ず、歩き回ってしまうことや、周りの学生と同じように行動できない、といったことが挙げられます。

学習障害(LD)

学習障害(LD)においても、小学校の低学年から高学年にかけて見られる疾患の1つです。

症状としては、読み書きや計算問題などに対し困難を示して、能力的に低い状態であると言われています。

ですが、教育者や家族の協力の下で、十分な教育を受けることにより、その能力を補うこともできています。

発達障害と不眠との関係

発達障害の特徴の1つとして、何か特定の物事に極度にこだわってしまう、ということが挙げられます。

そのために、睡眠時間を気にせず生活してしまい、結果的に日々の生活リズムが崩れてしまうことになります。

このような生活を継続していると、当然不眠にもなりますし、眠る時間もバラバラになってしまうことが考えられます。

なので、不眠の対策としては「生活リズム」の改善が大切です。家族や支援者の協力を得ながら、生活の乱れを修正していくことが必要です。