コアラ先生

脳の機能は未だに全てが解明されておらず、未知の領域の部分が多々ありますが、脳の障害と不眠についての関係は多数報告されています。認知症もその中の1つの例と言えます。

今回は、不眠と脳の障害について紹介します。

不眠と脳の機能障害

不眠の原因には多くの身体的疾患が関わっていることも多く、心当たりがある場合には気をつけることが大切です。
不眠になる原因として、一種の脳障害が関係していることもあります。例えば認知症なども不眠の原因のひとつになります。

認知症と不眠について

認知症になると、時間的な感覚をつかさどる機能が弱くなります。そのため昼夜が逆転してしまったり、眠らなければならない時間に眠れないなどの問題が発生することになります。

てんかん発作と不眠

また不眠と関わりの強い脳障害のひとつに、てんかん発作があります。てんかん発作を起こす人は不眠にも陥りやすいと言うデータが研究結果としてでており、どちらも相関関係を持っています。

ストレスが溜まりやすい状態になっていると、てんかんも睡眠障害も発生しやすくなるため、どちらの治療も大切にしていくことが必要です。できるだけ眠りやすい環境を整えるなど、リラックスできる状態にしていけば治療も可能になります。

レストレッグス症候群と不眠

その他、レストレッグス症候群が不眠の原因になっているケースもあります。レストレッグス症候群は、眠ろうとすると足がむずむずしたり動かしたくなるなど、足に不愉快な症状が出ることが特徴です。これにより睡眠に大きな影響を与えることになります。

またレストレッグス症候群は、基本的に夕方から夜の間に症状が強くなります。眠る時に症状が出やすいので、睡眠に問題が発生することも多いのです。

不眠の改善には

症状を改善させる方法は、薬を使わずに行えることもたくさんあります。鉄分不足が原因となっていることもあるため、検査の結果によっては鉄剤を飲むことになるケースもあります。

また入眠しやすいように環境を整えてみたり、自分が心地よいと感じるシャワーの温冷刺激などによっても改善することがあります。

身体的疾患によって睡眠にトラブルが出ている時には、自分の症状によって適切な対処法を取ることが大切です。まずはリラックスして眠ることを優先させることで、病気の改善にもつながります。