コアラ先生

不眠になる原因には様々なものがありますが、精神的な病気との関係は深いものがあります。うつ病の方の睡眠リズムは不眠の日が続いたり、その逆に眠り過ぎてしまったりと乱れていることが頻繁にみられます。

今回は、不眠とうつ病について紹介します。

うつ病と不眠の関係とは

不眠症は現代人の多くが抱えている病気です。原因は人によって違いますが、うつ病などの精神疾患が原因で不眠の症状を抱えることが多くあります。

うつ病と不眠症の関係を知るには、自律神経に働きについて知る必要があります。自律神経とは交感神経と副交感神経で構成されている神経で、人間の呼吸や消化、循環と言った活動を司っています。日中活動しているときは交感神経が活発に働き、リラックスしたり休んだりしているときは副交感神経が活発になります。そうすることで人間の体のバランスを調整しているのです。

ストレスとの関係

ストレスなどによってこの自律神経のバランスが崩れると、体のあちこちに異常が現れ、他の病気に繋がってしまいます。うつ病もその一つで、脳内の神経伝達物質が分泌異常に陥って症状が現れるようになるのです。つまりうつ病の人はほぼ全員自律神経が乱れている状態なのです。

自律神経の乱れ

この自律神経の乱れが不眠にも繋がります。不眠症には大きく分けて3つの症状があります。なかなか寝付けない、中途半端な時間に目が覚めてしまう、朝早くに目が開いてしまう、というものです。1つだけの症状を持っている人もいれば、複合的な症状で悩んでいる人もいます。これらの症状は自律神経の働きが乱れることから起こります。そもそも睡眠中に活発になるのは副交感神経の方です。しかしバランスが乱れ、本来活発に働くべき副交感神経よりも交感神経が異常に緊張するようになると、眠れなくなったり眠れてもすぐ目覚めてしまうようになるのです。

交感神経の興奮を抑える

これらの対策には、交感神経の興奮を抑えることが大切です。睡眠薬にすぐ頼るのではなく、日中の生活をまずは見直すことです。例えば日中興奮しすぎないようにすることです。ストレスがかかる環境に居続けたり、スポーツに没頭し過ぎると、心と体が興奮状態に陥ります。特に自律神経のバランスが崩れている人の場合、一度興奮した神経はなかなか静まってくれません。意識的に落ち着いた生活を送るなどして、対策を取ることが大切です。