睡眠中は浅い眠りから深い眠りを繰り返しながら時間が経過していきます。浅い眠りはレム睡眠やノンレム睡眠の第1段階です。ノンレム睡眠は第1段階から4段階までに分けられています。

ノンレム睡眠の第1段階は最も浅い眠りで電車の中で立ったまま寝たり、授業中に眠ってしまうのもこの段階です。この段階では少し音がすればすぐ目が覚めてしまいます。

第2段階は、電車の中で立ったままでは眠れない状態で、電車の中で隣の人に寄りかかって眠るくらいの状態の眠りです。

第3段階や第4段階になると熟睡状態になります。

夜中にすぐ目が覚めるなど不眠が続いている人は、レム睡眠や第1段階のノンレム睡眠が続いていると見ることができます。毎日ぐっすり眠れているという人は第3、第4段階のノンレム睡眠が続いているということになります。

レム睡眠やノンレム睡眠の第1段階では脳は完全に休息することはできません。わたしたちは眠っている間に、起きている状態で、経験した不快な情報や不要な情報を眠りながら緩和したり、消去しています。

成長ホルモンは傷ついた細胞の補習や疲労の回復、身体の成長を促す成長ホルモンを睡眠中にしか分泌されず、特にノンレム睡眠の第3~4段階で、最も多く分泌されます。

レム睡眠とノンレム睡眠の第1段階は脳波が似ていて、浅い眠りと表現されることも多いのですが、睡眠の状態、性質、役割がレム睡眠とノンレム睡眠では根本的に異なります。

ノンレム睡眠の第1段階では少しの物音で目が覚める状態ですが、レム睡眠では耳元で大きな音がしても目が覚めないことがあります。レム睡眠中の脳は起きている時よりも活発に動いています。夜しっかり眠る際には、このノンレム睡眠の第3~4段階の深い睡眠をとることが大切になります。

レム睡眠からノンレム睡眠第4段階まで到達しまたレム睡眠まで戻る時間は90分です。なので、90分の倍数の4時間半や6時間、7時間半の眠りを取るのが理想的と言われています。