人間にとって人生のおよそ三分の一を占めると言われている睡眠は、健康を維持するために非常に大切なものです。
夜中に何度も目が覚める、なかなか眠りにつけない、起きても疲労感が残っているといった不眠症状が続くと、疲労や体力低下、自律神経の乱れなど、様々な体の不調をきたしてしまうため、早めに改善していく必要があります。

そもそも睡眠には交感神経と副交感神経が大きく関わっています。
交感神経というのは激しい運動をしたり、興奮状態・緊張状態にある時に活性化されるもので、副交感神経はその逆でリラックスしている時や睡眠時に活性化されるものです。
この2つのバランスが上手く取れていないと寝付きが悪かったり、目覚めが悪かったりするのです。

睡眠前には出来るだけ交感神経を抑制し、逆に副交感神経を活性化してあげるのが不眠改善の重要なポイントです。
例えば夕食後にカフェインや刺激物を含んだ飲食は出来るだけ避けるようにしましょう。
食後は食べた物を消化しようと胃の筋肉が激しく活動し始めるため、交感神経が刺激されます。
睡眠前の数時間は食事を控えるのもポイントです。
ぬるめのお風呂にゆっくり入浴し、心と体をしっかりと休ませてあげましょう。
お気に入りの入浴剤やアロマなどを使用するとよりリラックス効果が高まるのでおすすめです。
熱すぎるお風呂は交感神経を刺激してしまうのでかえって逆効果です。

睡眠前には出来るだけ運動などを控え、ゆったりとした服装で過ごすようにしましょう。
パソコンやスマートフォンを長時間使用していると光の刺激によって不眠に繋がります。
パソコンなどを使用する際にはブルーライトカットのメガネを使用すると、目の負担をすることが出来ます。
スマホゲームなどは目と脳の両方を刺激してしまいますので、睡眠前は控えるようにしましょう。
眠る前は間接照明など、柔らかい光の中で過ごすのもおすすめです。

眠るということは体だけでなく心も休ませる効果がありますので、質の良い睡眠を心掛けるようにしていきましょう。